要望回答：南アルプス市

野焼きと健康を考える会は、５月～６月を【麦わら野焼き防止強化月間】として積極的に野焼きの防止を呼びかけています。

先日お知らせしたアンケートに頂いた声をもとに各市に

・作物残さ適正処理の周知を徹底し野焼きを未然に防ぐ

・苦情があれば法律違反であることを告げ直ちに止めさせる

などの内容の要望メールを送付しましたが、南アルプス市から回答を頂きました。

メールアドレス不明の市町村はホームページ送信フォームから送信しています。送信フォームに字数制限がある場合、簡易的な要望になります。要望には回答希望と記してありますが、必ず回答があるわけではありません。

＜南アルプス市＞

回答の概要（詳細はこちら）

• 通報があったらその都度、消防署とも連携して、現場にて対応している
• 通報の中には、洗濯物が干せないなど切実な事例もあり、即座に野焼きを辞めるよう注意喚起している
• 本市のHPでは、野焼きで迷惑を受けている市民の思いは伝わらないと共に、現在のコロナ禍を考えると、家庭での換気は重要であると考え、HPの本文を変更する
• 今後とも市民の生活しやすい環境を守るための対応に努める
• 周知につきましては、組の回覧や広報誌を活用する
• 今後もむやみに野焼きをするのではなく、適切な処理方法を指導する

＜考察＞

前回のＳ市に比べて非常に前向きな回答を頂きました。

野焼きは生活環境を守るために原則禁止であることを考えれば、被害者目線で回答するのが当たり前ですが、そうして頂けるだけでも気持ちが楽になります。

とはいえ、法律違反であるというところまでは踏み込めていないので、まだまだ交渉の余地はあると思います。

南アルプス市民のかたは、今後も粘り強く交渉を続けていってください。

私も山梨の野焼きは全国的にも酷いレベルだと思っているので、県にも何らかの要望をしていきたいと考えています。